マスタ引用の使い方

2021年5月10日 オフ 投稿者: stractive

マスタ引用とは

そもそも、マスタとは何か
変動しない固定の情報を管理したいときなどに使われます。
なので、マスタ引用とは固定の情報(例えば顧客情報)などから
取り出しその情報を他のPACKAGEなどに使用したいときなどに利用します。

やりたいこと

顧客マスタの特定のデータを取得し、顧客管理に表示をしたいときなどに使用します。

写真1

準備

写真2

マスタとするパッケージ
【今回,パッケージ名を顧客マスタとしており、英名をmasterとしております。】

写真3

マスタ情報を取り出したいパッケージ
【今回,顧客管理パッケージを利用しパッケージ名を顧客管理としており、英名をcustomerにしております】

写真4

※大前提としてフォームの作成が必要となります。

上記の作り方がわからない方はこちらからご確認ください。
PACKAGEの作成方法はこちら
顧客管理パッケージの作成方法はこちら
PACKAGEのフォームの作成方法はこちら

パッケージ名の確認方法

パッケージ一覧の写真※パッケージ名の英名の確認方法:管理メニュー➡PACKAGE➡写真の赤枠の箇所になります。

写真5

作成手順

マスタ引用の準備

顧客管理側のパッケージのフォーム内にて、マスタを引用する準備を行います。

  • 並び順:マスタ引用を配置したい場所になります。
  • 名称:自由な文字を入力できます。
  • 英名:半角英数字の文字を入力できます。
  • データ型:マスタ引用にします。
  • 横幅:最大12となっております。

写真6

現在までの状態

顧客管理の【顧客マスタを引用】のをクリックすると、小窓が表示され、
現在、マスタ引用の設定をしていないのでエラーがでておりますので、設定を行っていきます。

写真7

値の設定

顧客マスタの情報
こちらの顧客マスタにあるデータを引用したいと思います。
今回、引用するデータとしては以下の3つになります。
1 名前
2 電話番号
3 メールアドレス

写真8

顧客管理のフォームを開きます。
写真6に、マスタ引用をしたところの、値に以下の内容を設定していきます。

以下の写真の値に入力をする内容はこちらになります。
こちらを入力することで、顧客マスタのデータとの連携が出来ます。

  1. customer【顧客管理のパッケージの英名】,(カンマ)※現在、開いているパッケージの英名
  2. master【顧客マスタのパッケージの英名】,(カンマ)
  3. name【顧客マスタの引用したい英名】,(カンマ)
  4. telno【顧客マスタの引用したい英名】,(カンマ)
  5. email【顧客マスタの引用したい英名】

※パッケージ名、顧客マスタの英名の後には,(カンマ)で区切ります。

顧客管理の情報

写真9

現在までの状態

顧客管理の【顧客マスタを引用】のをクリックすると、小窓が表示されます。
写真9に、値の設定をした【名前、電話番号、メールアドレス】が表示されます。

写真10

顧客マスタにデータがある場合は、以下の表示になります。

写真11

オプション設定

写真11の、値の設定にて顧客マスタの内容を表示はできましたが、データを取り出すことができていませんので、
これからオプション設定にて取り出す設定を行ってきます。

下部の写真のオプションに入力する内容は下記の通りになり、
このオプション設定で、顧客マスタのデータを引用(引っ張ってくる)を取得することができます。

  1. 顧客マスタの【名前の英名】ー(ハイフン)顧客管理の【名前の英名】,(カンマ)
  2. 顧客マスタの【電話番号の英名】ー顧客管理の【電話番号の英名】
  3. 顧客マスタの【メールアドレスの英名】ー顧客管理の【メールアドレスの英名】

写真12

完成

顧客管理の【顧客マスタを引用】のをクリックすると、
顧客マスタの【名前、電話番号、メールアドレス】が一覧表示されますので、引用したい一覧の中から、【引用】ボタンを押します。
すると、顧客管理の【名前、電話番号、メールアドレス】に選択した顧客マスタのデータが入力されます。

写真13